こんばんは。
あらゆる宿泊施設を「ラブホテル」に変える男、
パンパース和田です。
さて、早速本題ですが、今日はラブホテルに
ついて考察します。
最近のネタが恋愛観だとか告白論だとか
大学生のいちゃいちゃ観察だとかで
「手ぬるい!」
と思ってらっしゃる方も多い(?)ということで、
まぁタイトルが下ネタの考察なのですから、
ラブホテルくらい扱っとかないと。
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ラブホテルの前でのことです。
そこはいつもの帰り道。
バイト終わりの疲れた体に、4月の風が心地いい。
坂を下り終わったところに、ラブホテルがある。
別に変わったところもない、すこし大きなラブホテルである。
僕がその前を通り過ぎようとしたところ、
ラブホテルから人が出てきた。
さて、この瞬間である。
この、「出てきた人」。
この人の顔を確認せずにそこを通り過ぎるという行動をとれる人間は、
果たしてこの地球に何人いるだろうか。いや、いまい(反語)
誰だって、「ラブホテルから出てくる男女ないし男男および女女」は気になるし、
僕なんかそれはもう、びっくりするぐらい見たい。
「どんな奴らが出てくるんだ?」
そのときの思案顔はまさに悪魔のそれである。
ご多分にもれず僕がそちらを見たとき、出てきたのはオッサンだった。
ただの中年太りしたオッサンである。
「ううむ」
と唸る僕。
次に恐らくもう一人、人間が出てくるはずである。
それがどのような人だったら、
俺は最も興奮するか。
①オバさん
これは、最も高い確率で現れ得るが、最も興奮しない。
サイテーの結末だ。
②若いOL
うむ。なかなかいい。
先の男性はきっと上司かなんかか。
アナタみたいな若い女性が、こんなキッタナイおっさんのカメを…
想像の翼はどこまでも広がる。
③女子高生
…なんだ、
ビジネスか。
しかしもしそんなことが起きたとしたら、
「君、自分を大切に」的な歯の浮くセリフを撒き散らし、
僕は彼女の手をとって走り出すことだろう(可愛いときに限り)。
④少年
これは…。
余り関わりたくはない。
しかし様々な価値観が多様化している現代、
オッサンvs少年の世代を超えたドリームデュエットも、
そこに愛さえあればそれは立派なラブソング。
僕はただ思う。
「好きにしてくれ」
⑤オッサン
スルーだ。
人には他人に干渉して欲しくない趣味の世界が確実に存在する。
他人がそれに触れることは絶対的タブー。
オッサン同士のボーイズラブはその世界の最も深遠に安置されている。
素人が手を出していい話ではない。
僕がすることはただ一つ、
家に帰ってAVを見て、記憶を浄化することだけだ。
しかし神も仏もないとはこのことで、出てきたのは①のオバさんだった。
(ちなみに現在、うちもカミもホトケもない状態なので、カップ麺の容器に出すしかない)
なんと言う残酷な結末。救いのない物語。
なんて考えながら見ていると、先に出てきたオッサンと目が合ってしまった。
なな、なんと気まずい。
しかし僕はそのオッサンに目で言う。
「あなた今、致しましたな?」
だがオッサンもそこは流石に経験豊富、
目でこう返してくる。
「ええ。致しましたが??」
さらにさらに、おっさんは声に出してこう言った。
「ああ、涼しい」
僕は戦慄した。
「このオッサン、只者ではない」
外に出た今「涼しい」ということは、
裏を返せばホテルの中にいたときは「暑かった」ということであり、
「熱かった」ということである。
要はこのオッサン、僕に
「俺とコイツのXXは、すげえ熱かったんだぜ」
と告白したわけである。(注 XX=セックスないしエッチつまり交尾)
さらに邪推するならば、
「中はアツかったからな…」とこのセリフが続いた場合、
その「中」とはどこを指すのか。
「で、できる」
と思わざるを得ない。
ほとぼりが冷めてから僕は思った。
「あれって、不倫だったのかな??」
至極、どうでもいい疑問である。
それが不倫であろうが、正規のものであろうが、行きずりの関係だろうが、
主人公がオッサンとオバさんである以上、
ある意味何よりもどうでもいいと言える
しかし僕の脳裏に浮かんでしまった疑問は、
消せない光となって僕を攻め立てる。
「ラブホテルを、
科学しなければ」
しかし僕の決意とは裏腹に、答えはすぐに出た。
「あれは不倫だった」
その理論は至極簡単。
不倫はラブホテルの存在理由なのだ。
自らの城を持たない中高生や、ややもすると大学生もラブホテルを利用することはあるが、
それは「親の眼を盗む」というのが動機である。
本来ラブホテルはそんなオコチャマのために佇むものではないが、
本質はこれと一緒である。
ラブホテルは、
誰かの「眼を盗む」ためにあると言っていい。
だが、誰の?
社会という弱肉強食の戦場を闊歩する彼ら大人たちには、
自らの城がある。
家、それは彼ら戦士たちに一時の休息を与える。
セックスなどと総称されるいかがわしい行為は、
そんな「家」でされるべきである。
しかし彼らはそれを拒んだ。
「眼を盗む」必要があるからである。
一人で暮らしているなら、誰の眼を盗む必要もない。
誰かと暮らしているからこそ、その人の眼を盗む必要がある。
つまり、配偶者である。
あのオッサンとオバさん、
どちらか一方でも一人で暮らしているなら、
ホテルに来る必要はない。
だがホテルに来たということは、
どちらの家にも不都合な点があるわけだ。
つまり、配偶者である。
だから、ラブホテルに来ている成人たちのほとんどは、
不倫と言い切ることが出来る。
「それで?」
なんて返しはナンセンスだ。
言い切ることが出来るのだ。
おわり